ハーバート.A.エイツ D.O.

   HERBERT A.YATES, D.O.,F.A.A.O.,H.L.M.

1949年12月5日 ~ 2002年10月5日

 オクラホマ州タルサ
オクラホマ州立大学
オステオパシー医学部
オステオパシー家庭医学課
家庭医学科臨床教授
『オステオパシー総覧(上)』 より引用

   2000年7月東京において、KCOM(カークスビルオステオパシー医科大学)の主任教授であるH.A.エイツD.O.,F.A.A.O.をお迎えして、「オステオパシー国際セミナー」が開催されました。   

 セミナーは、2部構成で行なわれました。
第1部は、エイツD.O.とグローバーD.O.共著による『カウンターストレイン オステオパシー技法の手引き』をもとに「ストレイン/カウンターストレインテクニック」について、 第2部は、FPR(促通位リリース)、LR(靱帯リリース)、スティルテクニックについて、基本的なものから、臨床例など、ユーモアを交えながら進められました。

 特に、ステイルテクニックにおいては、1998年にA.T.スティルのノートが発見され、それをもとにスティルの技法を現代に甦らせる作業が行なわれ、2000年のAAO総会(アメリカオステオパシーアカデミー)において、『The Still Technique』*1 が出版されたこともあり、時を同じくしてこのテクニックに接することで、A.T.スティルのテクニックに対する考え方の真髄に触れることができました。

このセミナーに関する内容は、『月刊 手技療法』2000年9月号に「ハーバードAエイツ先生に聞く! カウンターストレインの学び方」として、紹介されています。  
 *1 2001年3月にエンタプライズより『オステオパシー・スティル・テクニック』として、出版されています。



 
 今回、ホームページをリニューアルするにあたり、あらためて思うことは私にとってDr.エイツとの出会いが私のオステオパシーの基盤になっているということです。ちょうど19年前の7月にセミナーがありました。この間、様々な場面で脳裏に浮かんできたのは、セミナー中のDr.エイツの言葉でした。それによって、常にブレルことなく進むことができました。
今回、この頁を外すことを考えましたが、私のオステオパシーの原点という気持ちもあり再度載せることにしました。
  2019.7.4